DL可│深夜酒類提供飲食店の使用承諾書と記載例

深夜帯（原則として午前0時から午前6時までの時間帯）において酒類をメインに提供する飲食店は、深夜酒類提供飲食店として所轄の警察署に対して届出を行う必要があります。

この届出を行う際には届出書の他に多くの書類が必要になりますが、警察署によっては、店舗の使用権限を証明するために、店舗建物について本来的な権限を有する所有者等からの使用承諾書を提出するよう要求してくる場合があります。

深夜酒類提供飲食店の届出について警察署側に許可不許可の決裁を下す権限はなく、使用承諾書についても法令で定められた提出書類ではありませんが、警察は民間同士のトラブルを嫌うため、特にトラブルが発生しやすい地域の警察署では、賃貸借契約書とは別に、使用承諾書の提出を求めてくることが多くあります。

使用承諾書に定められた様式はありませんが、以下のとおり、承諾をする者（建物の所有者や本来の借主等）の住所・氏名・連絡先、承諾を受ける者（深夜営業を行う者）の氏名及び使用する建物の概略について記載します。

使用承諾書のひな形は以下のリンクからダウンロードすることができますので、どうぞご自由にお役立てください。

なお、たとえば転貸借や複数で建物を共有するケースのように、建物について権限を有する者が複数ある場合には、その権限を有するすべての者から使用承諾書の交付を受ける必要があるためご注意ください。

使用承諾書（Word）

使用承諾書（PDF）

使用承諾書記載例（PDF）