ひょうご食品認証制度と認証の取得方法について
兵庫県では、「県民で支える安全・安心なひょうごの食環境」の実現を目指し、「おいしい食材の宝庫ひょうご」をアピールするために「ひょうご食品認証制度」を導入しています。
そこで本稿では、本制度の概要やそのメリットを紹介するとともに、任所を目指す皆さまに向けて、認証申請の手続きについて解説していきたいと思います。
本稿最下段には手続きを格安でサポートするプランを提示させていただいておりますので、最後までご覧いただければ幸いです。
目 次
制度の概要
- 現地確認・安全検査
- 書面審査・認証
- 生産・流通・消費の拡大
本制度は、兵庫県産食品の認証基準への適合状況の現地確認及び安全性検査を経て、第三者機関での審査・審議の結果を踏まえ、「兵庫県認証食品」を認証する制度です。
これにより、「兵庫県認証食品」の生産・流通・消費の拡大を図り、県産県消を推進しています。
なお、兵庫県認証食品の認証期間は、3年とされています。
申請対象
兵庫県産の農林水産物及びこれらを主原料として製造された加工食品を申請及び認証の対象としています。
兵庫県認証食品
ひょうご推奨ブランド食品 | 県内で生産された農林水産物又はこれを原料若しくは材料として製造され、若しくは加工された食品で、「ひょうご推奨ブランド食品審査基準」に適合する食品 |
ひょうご安心ブランド食品 | ひょうご推奨ブランド食品に比し、より高い安全基準を設けた、「ひょうご安心ブランド食品審査基準」に適合する食品 |
ひょうごブランド商品 | ひょうご安心ブランド食品の加工食品のうち、規格又は食品添加物の使用等に関する基準を設けた、「ひょうごブランド商品審査基準」に適合する、黒大豆煮豆、いかなごつくだ煮(くぎ煮)、わかめ加工品(かす漬)、さんしょうつくだ煮、たけのこつくだ煮、焼プリン、ヨーグルト、ジャム類、チキンハム、イカナゴ釜あげ、干カレイ・干ハタハタ・干ニギス、じんばのつくだ煮、黒大豆菓子、乾燥大根、みそ、生芋こんにゃく、ゆでほたるいか、チリメン、農産物漬物、アイスクリーム類、豆腐、タコの煮付け又はもち類の23種類食品 |
認証のメリット
認証を受けた者等は、他の食品と区別できるように、認証食品である旨(マーク)を表示することができるため、自社商品をブランド化することができます。
また、基準を満たしていることや安全性を確保していることについて兵庫県からいわば「お墨付き」を与えられることにより、これらをアピールすることができるようになります。
申請方法
以下の受付期間内地域を管轄する県民局(県民センター)の農林(水産)振興事務所に必要な申請書を提出することにより申請を行います。
ただし、申請のあった食品の審査の必要から、記載した時期以外にも審査が行われることがあります。
受付期間 | 審査時期 |
---|---|
4月1日~5月15日 | 5月中旬~7月中旬 |
7月1日~8月15日 | 8月中旬~10月中旬 |
10月15日~12月15日 | 12月中旬~3月上旬 |
認証基準
認証は、次の3つの基準すべてを満たしたものについて行われます。
- 個性・特長
- 安全性の確保
- 安心感の醸成
個性・特長
認証を受けるためには、環境に配慮した生産方法、品質等の個性や特長があることが求められます。具体的には、次のいずれかを確認できることが要件となります。
生産方法に関する個性・特長 | 環境への配慮等、生産者の努力及び工夫その他の生産方法 |
味その他の品質に関する個性・特長 | 旬、味覚に係る成分、食感等 |
県民から高い信頼を得られる個性・特長 | 地域性(地域特産)、食べ方(調理方法等)、歴史 |
安全性の確保
申請段階及び小売段階において、食品衛生法等の法令基準が遵守されていることを県が検査を実施して確認します。また、安心ブランド農産物は残留農薬が国基準の10分の1以下であることが求められます。
安心感の醸成
生産者が生産履歴を開示する仕組みを整備していることも要件のひとつとなっています。
詳細な審査基準
提出すべき書類
- 兵庫県認証食品申請書(Word:29KB)
- ひょうご推奨ブランド農産物生産計画書(Excel:34KB)(農産物の場合)
- ひょうご安心ブランド農産物生産計画書(Excel:53KB)(農産物の場合)
- 兵庫県認証食品(加工食品)申請シート(Excel:42KB)(加工食品の場合)
- 兵庫県認証食品(加工食品)申請シート(シカ生肉)(Excel:28KB)(加工食品の場合)
- その他食品の属性に応じて求められる書類
食品認証申請サポート
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新規認証申請 | 110,000円~ |
更新認証申請 | 44,000円〜 |