大阪における道路使用許可申請│ポイントと格安で許可を取得する方法

御堂筋

道路は人や車両の通行のために供される公共物であり、本来は誰もが自由に通行できるものです。しかし、建物の外壁工事で歩道に足場を組む場合や、資材を搬入するためにトラックを路上に停める場合、商店街でイベントを開く場合など、通行以外の目的で道路を使わざるを得ない場面は、私たちの暮らしや事業の中で決して珍しくありません。

このように、通行以外の目的で道路を使用する場合には、使用する場所を管轄する警察署長に申請して、道路使用許可を受けることになります。道路使用許可は道路交通法に基づく全国共通の制度ですが、実際の運用は都道府県の公安委員会が定める規則や、各警察署の判断に委ねられている部分も多く、同じ内容の申請でも、地域や道路によって求められる書類や許可の下りやすさが変わってくるという特徴があります。

とりわけ大阪府は、御堂筋や梅田、ミナミといった全国屈指の繁華街を抱え、交通量の多い幹線道路や、古くからの狭い路地が入り組んだ住宅地が混在する地域です。府内には60を超える警察署があり、大阪市の北区や中央区のように、同じ区の中でも町名によって管轄の警察署が分かれている地域も少なくないため、申請先を間違えないことが、手続きを円滑に進めるための最初の関門となります。

そこで本稿では、道路使用許可の制度の概要を押さえたうえで、対象地域を大阪府に絞り、大阪府警察の警察署と管轄区域、申請の流れと必要書類、許可基準と審査期間、交通安全対策図の作成方法を解説するとともに、あわせて取得することの多い道路占用許可や承認工事について、大阪ならではの窓口の違いにも触れながら整理していきます。

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道路使用許可制度

道路交通法は、道路上で行われる行為のうち、交通の安全を著しく害するものとして、誰であってもどのような場合でも認められない行為(絶対的禁止行為)と、原則として禁止されているものの、一定の公益性や必要性があることから、許可を受けることで禁止が解除される行為(相対的禁止行為)とを区別して定めています。道路使用許可制度とは、このうち相対的禁止行為について、所轄の警察署長が公共性や安全性を確認したうえで許可を与え、禁止を解除する制度のことをいいます。

したがって、道路の使用目的が絶対的禁止行為にあたる場合には、どれほど丁寧に書類を整えたとしても許可を受けることはできません。絶対的禁止行為としては、次のようなものが定められています。

★絶対的禁止行為
  • 信号機・道路標識等又はこれらに類似する工作物や物件をみだりに設置する行為
  • 信号機・道路標識等の効用を妨げるような工作物・物件を設置する行為
  • 交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置く行為
  • 酒に酔って交通の妨害となるような程度にふらつくこと、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しゃがみ、又は立ちどまっていること
  • 交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること
  • 石、ガラスびん、金属片その他道路上の人・車両等を損傷するおそれのある物件を投げ、又は発射すること進行中の車両等から物件を投げること
  • 進行中の自動車、トロリーバス又は路面電車に飛び乗り、若しくはこれらから飛び降り、又はこれらに外からつかまること
  • 道路又は交通の状況により、公安委員会が、道路における交通の危険を生じさせ、又は著しく交通の妨害となるおそれがあると認めて定めた行為

これに対して、許可の対象となる相対的禁止行為は、道路交通法第77条第1項で次の四つの類型に分けて定められており、それぞれ1号から4号までの許可区分に対応しています。

★相対的禁止行為
  1. 道路において工事若しくは作業をすること
  2. 道路に石碑、銅像、広告板、アーチその他これらに類する工作物を設けること
  3. 場所を移動しないで、道路に露店、屋台店その他これらに類する店を出すこと
  4. 道路において祭礼行事をし、又はロケーションをする等一般交通に著しい影響を及ぼすような通行の形態若しくは方法により道路を使用する行為又は道路に人が集まり一般交通に著しい影響を及ぼすような行為で、公安委員会が、その土地の道路又は交通の状況により、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため必要と認めて定めたものをすること

なお、ここでいう「道路」には、国道や府道、市町村道といった道路法上の道路だけでなく、不特定多数の人や車両が自由に通行できる私道や空き地、広場、公開時間中の公園内の通路なども含まれます。自宅や自社の敷地の目の前であっても、誰もが通行できる部分にはみ出して作業を行う場合には、当然に許可が必要となる点には注意が必要です。

道路使用の許可区分

道路を使用する用途により許可の区分は異なります。手続の流れや申請方法はおおむね同様ですが、許可取得の難易度や許可が下りるまでの期間に多少の違いがあります。

区分概要具体例
1号許可道路での工事や作業道路工事、舗装工事、軌道工事、下水工事、足場設置、 マンホール作業 、搬出入作業、採血等作業等
2号許可道路への工作物の設置街路灯、屋外消火栓、公衆電話ボックス、石碑、銅像、広告塔、アーチ、アーケード等
3号許可場所の移動を伴わない道路での露店や屋台の出店露店、屋台、靴修理、商品陳列等
4号許可道路での祭礼行事やロケイベント、演説会、マラソン、パレード、消防訓練等

大阪府で許可が必要となる行為

1号から3号までの許可区分は、道路交通法そのものに具体的な行為が書かれているため、全国どこでもおおむね同じ基準で判断されます。これに対して4号の許可区分は、許可の対象となる行為を法律が列挙するのではなく、各都道府県の公安委員会が、その土地の道路や交通の状況に応じて規則で定める仕組みになっており、大阪府の場合は大阪府道路交通規則がその内容を定めています。

大阪府道路交通規則第15条では、たとえば、交通の頻繁な道路で広告や宣伝の印刷物などをまいたり、通行人に配ったりする行為や、演説や演芸、奏楽、放送などによって道路に人を寄せる行為、のぼりや看板を持ち、あるいは特異な装いをして広告や宣伝をする行為などが、許可を要する行為として定められています。駅前でのサンプリング配布や街頭での演説、着ぐるみを着た宣伝活動などが許可の対象となり得るのは、この規定があるためです。

大阪の繁華街では、こうした4号の許可が問題となる場面が数多くあります。梅田や難波、心斎橋といった人通りの多いエリアでは、わずかな人だかりでも歩行者の流れが滞りやすく、警察署の審査も慎重になりがちです。反対に、天神祭や岸和田だんじり祭のような伝統的な祭礼行事は、社会の慣習上やむを得ないものとして、地域の関係者が一体となって手続きを進めることが通例となっています。

このように、大阪府で道路を使う場合には、全国共通の道路交通法に加えて、大阪府道路交通規則の内容も確認しておく必要があります。とりわけイベントや販促活動など、4号の許可が関係しそうな計画を立てる際には、自分たちの行為が規則のどの項目に該当するのかを整理したうえで、管轄の警察署に早めに相談しておけば、当日になって中止を求められる心配がなくなります。

申請先と必要書類

道路使用許可は、道路を使用する場所を管轄する警察署長に申請します。使用する場所が二つ以上の警察署の管轄にまたがる場合には、主たる場所を管轄する警察署長にまとめて申請すれば足り、たとえばマラソンやパレードであれば、出発地を主たる場所として扱うのが一般的です。

申請にあたって提出する主な書類は、次のとおりです。申請書は正本と副本の2通を用意し、このほか、使用の方法や形態に応じて、工程表や車両の通行経路図、関係者の承諾書などの補足資料を求められることもあります。

  1. 道路使用許可申請書(2通)
  2. 道路使用の場所又は区間の付近の見取図
  3. 交通安全対策図
  4. 道路使用の方法又は形態等を補足するために公安委員会が必要と認めて定めた書類

足場の設置などのように、道路使用許可とあわせて道路占用許可が必要となるケースでは、それぞれの窓口に別々に申請する方法のほか、一方の窓口を経由して両方の申請書をまとめて提出する方法も認められています。実務上は、道路管理者に占用許可の申請書を提出したうえで、道路管理者と警察署との協議を経て双方の許可を受けるという流れがよく採られています。

また、近年は警察関係の手続きのオンライン化が進んでおり、道路使用許可もe-Gov電子申請を通じて申請できるようになっています。ただし、オンラインで完結する範囲や手数料の納付方法、許可証の受け取り方は都道府県によって異なるため、大阪府警察のウェブサイトで最新の取扱いを確認したうえで、窓口とオンラインのどちらで申請するかを決めるとよいでしょう。

名称位置管轄区域
大阪府大淀警察署大阪市北区中津一丁目大阪府曾根崎警察署及び大阪府天満警察署の管轄区域を除く大阪市北区の区域
大阪府曾根崎警察署大阪市北区曾根崎二丁目大阪市北区のうち池田町、浮田一丁目、浮田二丁目、梅田一丁目、梅田二丁目、梅田三丁目、扇町一丁目、扇町二丁目、大深町、角田町、神山町、菅栄町、黒崎町、小松原町、芝田一丁目、芝田二丁目、曾根崎一丁目、曾根崎二丁目、太融寺町、茶屋町、鶴野町、天神橋四丁目、天神橋五丁目、天神橋六丁目、兎我野町、堂山町、中崎一丁目、中崎二丁目、中崎三丁目、中崎西一丁目、中崎西二丁目、中崎西三丁目、中崎西四丁目、浪花町、錦町、野崎町、万歳町、樋(画像)之口町、南扇町及び山崎町
大阪府天満警察署大阪市北区西天満一丁目大阪市北区のうち紅梅町、末広町、菅原町、曾根崎新地一丁目、曾根崎新地二丁目、天神西町、天神橋一丁目、天神橋二丁目、天神橋三丁目、天満一丁目、天満二丁目、天満三丁目、天満四丁目、天満橋一丁目、天満橋二丁目、天満橋三丁目、同心一丁目、同心二丁目、堂島一丁目、堂島二丁目、堂島三丁目、堂島浜一丁目、堂島浜二丁目、中之島一丁目、中之島二丁目、中之島三丁目、中之島四丁目、中之島五丁目、中之島六丁目、西天満一丁目、西天満二丁目、西天満三丁目、西天満四丁目、西天満五丁目、西天満六丁目、東天満一丁目、東天満二丁目、松ケ枝町、南森町一丁目、南森町二丁目及び与力町
大阪府都島警察署大阪市都島区都島北通一丁目大阪市都島区
大阪府福島警察署大阪市福島区吉野三丁目大阪市福島区
大阪府此花警察署大阪市此花区春日出北一丁目大阪府住之江警察署の管轄区域を除く大阪市此花区の区域
大阪府東警察署大阪市中央区本町一丁目大阪府南警察署の管轄区域を除く大阪市中央区の区域
大阪府南警察署大阪市中央区東心斎橋一丁目大阪市中央区のうち安堂寺町一丁目、安堂寺町二丁目、上汐一丁目、上汐二丁目、上本町西一丁目、上本町西二丁目、上本町西三丁目、上本町西四丁目、上本町西五丁目、瓦屋町一丁目、瓦屋町二丁目、瓦屋町三丁目、高津一丁目、高津二丁目、高津三丁目、島之内一丁目、島之内二丁目、心斎橋筋一丁目、心斎橋筋二丁目、千日前一丁目、千日前二丁目、宗右衛門町、谷町六丁目、谷町七丁目、谷町八丁目、谷町九丁目、東平一丁目、東平二丁目、道頓(画像)堀一丁目、道頓(画像)堀二丁目、中寺一丁目、中寺二丁目、難波一丁目、難波二丁目、難波三丁目、難波四丁目、難波五丁目、難波千日前、西心斎橋一丁目、西心斎橋二丁目、日本橋一丁目、日本橋二丁目、東心斎橋一丁目、東心斎橋二丁目、松屋町、南船場一丁目、南船場二丁目、南船場三丁目及び南船場四丁目
大阪府西警察署大阪市西区川口二丁目大阪市西区
大阪府港警察署大阪市港区市岡一丁目大阪府住之江警察署及び大阪府大阪水上警察署の管轄区域を除く大阪市港区の区域
大阪府大正警察署大阪市大正区小林東三丁目大阪市大正区
大阪府天王寺警察署大阪市天王寺区六万体町大阪市天王寺区
大阪府浪速警察署大阪市浪速区日本橋五丁目大阪市浪速区
大阪府西淀川警察署大阪市西淀川区千舟二丁目大阪市西淀川区
大阪府淀川警察署大阪市淀川区十三本町三丁目大阪市淀川区
大阪府東淀川警察署大阪市東淀川区豊新一丁目大阪市東淀川区
大阪府東成警察署大阪市東成区大今里西一丁目大阪市東成区
大阪府生野警察署大阪市生野区勝山北三丁目大阪市生野区
大阪府旭警察署大阪市旭区中宮一丁目大阪市旭区
大阪府城東警察署大阪市城東区中央一丁目大阪市城東区
大阪府鶴見警察署大阪市鶴見区諸口六丁目大阪府門真警察署の管轄区域を除く大阪市鶴見区の区域並びに大東市のうち諸福七丁目及び諸福八丁目(府道大阪中央環状線東側以西の区域)
大阪府阿倍野警察署大阪市阿倍野区阿倍野筋五丁目大阪市阿倍野区
大阪府住之江警察署大阪市住之江区新北島三丁目大阪市住之江区並びに大阪港咲洲トンネル(大阪市港区側の坑口以西の部分)及び夢咲トンネル(大阪市此花区側の坑口以南の部分)
大阪府住吉警察署大阪市住吉区東粉浜三丁目大阪市住吉区
大阪府東住吉警察署大阪市東住吉区東田辺二丁目大阪市東住吉区並びに松原市のうち天美北四丁目、天美北五丁目及び天美北八丁目(大和川右岸以北の区域)
大阪府平野警察署大阪市平野区喜連西六丁目大阪市平野区並びに八尾市のうち神武町、北亀井町二丁目、北亀井町三丁目、亀井町四丁目、南亀井町二丁目及び竹渕東二丁目(府道大阪中央環状線の区域)
大阪府西成警察署大阪市西成区萩之茶屋二丁目大阪市西成区
大阪府大阪水上警察署大阪市港区海岸一丁目大阪府の区域に属する海面、左門殿川(阪神電気鉄道株式会社阪神なんば線鉄橋下流)、中島川、神崎川(阪神電気鉄道株式会社阪神なんば線鉄橋下流)、淀川(阪神電気鉄道株式会社阪神なんば線鉄橋下流)、正蓮(画像)寺川(北港大橋下流)、安治川、尻無川、三軒家川、木津川、桜島入堀、天保山運河、三十間堀川、千歳堀、福町堀及び木津川運河の各水面並びに大阪市港区のうち海岸通一丁目(大阪港咲洲トンネルのうち大阪市港区側の坑口以西の部分を除く。)、海岸通二丁目(市道港区第二百三十号線及び府道大阪港八尾線の区域を除く。)、海岸通三丁目(府道高速湾岸線を除く府道大阪港八尾線西側以西の区域)及び海岸通四丁目(府道大阪港八尾線西側以西の区域及びなみはや大橋を除く市道港区第百九十二号線南側以南の区域)
大阪府高槻警察署高槻市野見町高槻市及び三島郡
大阪府茨木警察署茨木市中穂積一丁目茨木市
大阪府摂津警察署摂津市南千里丘摂津市及び吹田市のうち安威川左岸以南の区域
大阪府吹田警察署吹田市穂波町大阪府摂津警察署の管轄区域を除く吹田市の区域
大阪府豊能警察署豊能郡能勢町地黄豊能郡
大阪府箕面警察署箕面市箕面五丁目箕面市
大阪府池田警察署池田市大和町大阪府豊中警察署の管轄区域を除く池田市の区域並びに豊中市のうち石橋麻田町、待兼山町(一般国道百七十一号南側以北の区域)及び螢池北町三丁目(府道大阪中央環状線の区域)
大阪府豊中警察署豊中市南桜塚(画像)三丁目大阪府池田警察署及び大阪府豊中南警察署の管轄区域を除く豊中市の区域並びに池田市空港二丁目
大阪府豊中南警察署豊中市庄内西町五丁目豊中市のうち稲津町一丁目、稲津町二丁目、稲津町三丁目、今在家町、大島町一丁目、大島町二丁目、大島町三丁目、小曽根一丁目、小曽根二丁目、小曽根三丁目、小曽根四丁目、小曽根五丁目、神州町、北条町一丁目、北条町二丁目、北条町三丁目、北条町四丁目、上津島一丁目、上津島二丁目、上津島三丁目、三和町一丁目、三和町二丁目、三和町三丁目、三和町四丁目、島江町一丁目、島江町二丁目、庄内幸町一丁目、庄内幸町二丁目、庄内幸町三丁目、庄内幸町四丁目、庄内幸町五丁目、庄内栄町一丁目、庄内栄町二丁目、庄内栄町三丁目、庄内栄町四丁目、庄内栄町五丁目、庄内宝町一丁目、庄内宝町二丁目、庄内宝町三丁目、庄内西町一丁目、庄内西町二丁目、庄内西町三丁目、庄内西町四丁目、庄内西町五丁目、庄内東町一丁目、庄内東町二丁目、庄内東町三丁目、庄内東町四丁目、庄内東町五丁目、庄内東町六丁目、庄本町一丁目、庄本町二丁目、庄本町三丁目、庄本町四丁目、千成町一丁目、千成町二丁目、千成町三丁目、曽根南町一丁目、曽根南町二丁目、曽根南町三丁目、大黒町一丁目、大黒町二丁目、大黒町三丁目、利倉一丁目、利倉二丁目、利倉三丁目、利倉西一丁目、利倉西二丁目、利倉東一丁目、利倉東二丁目、野田町、服部寿町一丁目、服部寿町二丁目、服部寿町三丁目、服部寿町四丁目、服部寿町五丁目、服部西町一丁目、服部西町二丁目、服部西町三丁目、服部西町四丁目、服部西町五丁目、服部本町一丁目、服部本町二丁目、服部本町三丁目、服部本町四丁目、服部本町五丁目、服部南町一丁目、服部南町二丁目、服部南町三丁目、服部南町四丁目、服部南町五丁目、服部元町一丁目、服部元町二丁目、服部豊町一丁目、服部豊町二丁目、浜一丁、目浜二丁目、浜三丁目、浜四丁目、原田南一丁目、原田南二丁目、日出町一丁目、日出町二丁目、二葉町一丁目、二葉町二丁目、二葉町三丁目、豊南町西一丁目、豊南町西二丁目、豊南町西三丁目、豊南町西四丁目、豊南町西五丁目、豊南町東一丁目、豊南町東二丁目、豊南町東三丁目、豊南町東四丁目、豊南町南一丁目、豊南町南二丁目、豊南町南三丁目、豊南町南四丁目、豊南町南五丁目、豊南町南六丁目、穂積一丁目、穂積二丁目、三国一丁目、三国二丁目、名神口一丁目、名神口二丁目、名神口三丁目、若竹町一丁目及び若竹町二丁目
大阪府堺警察署堺市堺区市之町西一丁堺市堺区
大阪府北堺警察署堺市北区新金岡町一丁堺市北区
大阪府西堺警察署堺市西区鳳東町四丁堺市西区
大阪府中堺警察署堺市中区深井沢町堺市中区
大阪府南堺警察署堺市南区桃山台二丁堺市南区
大阪府高石警察署高石市羽衣四丁目高石市
大阪府泉大津警察署泉大津市田中町大阪府和泉警察署の管轄区域を除く泉大津市の区域、和泉市のうち伯太町一丁目及び府中町(西日本旅客鉄道株式会社阪和線西側以西の区域)並びに泉北郡
大阪府和泉警察署和泉市伯太町二丁目大阪府泉大津警察署の管轄区域を除く和泉市の区域及び泉大津市東豊中町三丁目
大阪府岸和田警察署岸和田町作才町一丁目岸和田市
大阪府貝塚警察署貝塚市海塚貝塚市
大阪府関西空港警察署泉南郡田尻町泉州空港中泉佐野市泉州空港北、泉南市泉州空港南及び泉南郡のうち田尻町泉州空港中並びに関西国際空港と最寄りの陸岸との間の連絡橋(泉佐野市りんくう往来北の区域に存する部分を除く。)
大阪府泉佐野警察署泉佐野市上町二丁目大阪府関西空港警察署の管轄区域を除く泉佐野市の区域並びに泉南郡のうち熊取町及び大阪府関西空港警察署の管轄区域を除く田尻町の区域
大阪府泉南警察署阪南市尾崎町大阪府関西空港警察署の管轄区域を除く泉南市の区域、阪南市及び泉南郡のうち岬町
大阪府羽曳野警察署羽曳野市誉田四丁目羽曳野市及び藤井寺市
大阪府黒山警察署堺市美原区小平尾大阪狭山市並びに堺市東区及び美原区
大阪府富田林警察署富田林市常盤町富田林市及び南河内郡
大阪府河内長野警察署河内長野市西之山町河内長野市
大阪府枚岡警察署東大阪市桜町東大阪市のうち恩智川左岸以東の区域
大阪府河内警察署東大阪市稲葉一丁目東大阪市のうち稲葉一丁目、稲葉二丁目、稲葉三丁目、稲葉四丁目、今米一丁目、今米二丁目、岩田町一丁目、岩田町二丁目、岩田町三丁目、岩田町四丁目、岩田町五丁目、岩田町六丁目、瓜生堂一丁目、瓜生堂二丁目、瓜生堂三丁目、加納一丁目、加納二丁目、加納三丁目、加納四丁目、加納五丁目、加納六丁目(大阪府四條畷警察署の管轄区域を除く。)、加納七丁目、加納八丁目、川田一丁目、川田二丁目、川田三丁目、川田四丁目、川中、北鴻池町、鴻池町一丁目、鴻池町二丁目、鴻池徳庵町、鴻池本町、鴻池元町、古箕輪一丁目、島之内一丁目、島之内二丁目、新鴻池町、新庄一丁目、新庄二丁目、新庄三丁目、新庄四丁目、新庄西、新庄東、新庄南、角田一丁目、角田二丁目、角田三丁目、鷹殿町(恩智川左岸以西の区域)、玉串町西一丁目、玉串町西二丁目、玉串町西三丁目、玉串町東一丁目、玉串町東二丁目、玉串町東三丁目、玉串元町一丁目、玉串元町二丁目、中鴻池町一丁目、中鴻池町二丁目、中鴻池町三丁目、中新開一丁目、中新開二丁目、中野一丁目、中野二丁目、中野南、西岩田一丁目、西岩田二丁目、西岩田三丁目、西岩田四丁目、西鴻池町一丁目、西鴻池町二丁目、西鴻池町三丁目、西鴻池町四丁目、花園西町一丁目、花園西町二丁目、花園東町一丁目、花園東町二丁目、花園東町三丁目、花園本町一丁目、花園本町二丁目、東鴻池町一丁目、東鴻池町二丁目、東鴻池町三丁目、東鴻池町四丁目、東鴻池町五丁目、菱江一丁目、菱江二丁目、菱江三丁目、菱江四丁目、菱江五丁目、菱江六丁目、菱屋東一丁目、菱屋東二丁目(府道八尾茨木線北側以南の区域)、本庄一丁目、本庄二丁目、本庄中一丁目、本庄中二丁目、本庄西一丁目、本庄西二丁目、本庄西三丁目、本庄東、松原一丁目、松原二丁目、松原南一丁目、松原南二丁目、三島一丁目、三島二丁目、三島三丁目、水走一丁目、水走二丁目、水走三丁目、水走四丁目、水走五丁目、南鴻池町一丁目、南鴻池町二丁目、箕輪一丁目、箕輪二丁目、箕輪三丁目、横枕、横枕西、横枕南、吉田一丁目、吉田二丁目、吉田三丁目、吉田四丁目、吉田五丁目、吉田六丁目、吉田七丁目、吉田八丁目、吉田九丁目、吉田下島、吉田本町一丁目、吉田本町二丁目、吉田本町三丁目、吉原一丁目、吉原二丁目、若江北町一丁目、若江北町二丁目、若江北町三丁目、若江西新町一丁目、若江西新町二丁目、若江西新町三丁目、若江西新町四丁目、若江西新町五丁目、若江東町一丁目、若江東町二丁目、若江東町三丁目、若江東町四丁目、若江東町五丁目、若江東町六丁目、若江本町一丁目、若江本町二丁目、若江本町三丁目、若江本町四丁目、若江南町一丁目、若江南町二丁目、若江南町三丁目、若江南町四丁目及び若江南町五丁目
大阪府布施警察署東大阪市下小阪四丁目大阪府枚岡警察署、大阪府河内警察署、大阪府八尾警察署及び大阪府四條畷警察署の管轄区域を除く東大阪市の区域
大阪府八尾警察署八尾市高町大阪府平野警察署の管轄区域を除く八尾市の区域及び東大阪市友井五丁目(府道大阪中央環状線西側以東の区域)
大阪府松原警察署松原市阿保一丁目大阪府東住吉警察署の管轄区域を除く松原市の区域
大阪府柏原警察署柏原市古町二丁目柏原市
大阪府枚方警察署枚方市大垣内町二丁目大阪府交野警察署の管轄区域を除く枚方市の区域
大阪府交野警察署交野市倉治一丁目交野市並びに枚方市のうち大峰北町一丁目、大峰北町二丁目、大峰東町、大峰南町、大峰元町一丁目、大峰元町二丁目、春日北町一丁目、春日北町二丁目、春日北町三丁目、春日北町四丁目、春日北町五丁目、春日西町一丁目、春日西町二丁目、春日西町三丁目、春日西町四丁目、春日野一丁目、春日野二丁目、春日東町一丁目、春日東町二丁目、春日元町一丁目、春日元町二丁目、北山一丁目、招提大谷一丁目、招提大谷二丁目、招提大谷三丁目、大字杉、杉一丁目、杉二丁目、杉三丁目、杉四丁目、杉北町一丁目、杉責谷一丁目、杉山手一丁目、杉山手二丁目、杉山手三丁目、宗谷一丁目、宗谷二丁目、大字尊延寺、尊延寺一丁目、尊延寺二丁目、尊延寺三丁目、尊延寺四丁目、尊延寺五丁目、尊延寺六丁目、田口山一丁目、田口山二丁目、田口山三丁目、大字津田、津田駅前一丁目、津田駅前二丁目、津田北町一丁目、津田北町二丁目、津田北町三丁目、津田西町一丁目、津田西町二丁目、津田西町三丁目、津田東町一丁目、津田東町二丁目、津田東町三丁目、津田南町一丁目、津田南町二丁目、津田元町一丁目、津田元町二丁目、津田元町三丁目、津田元町四丁目、津田山手一丁目、津田山手二丁目、出屋敷元町一丁目、出屋敷元町二丁目、長尾荒阪一丁目、長尾荒阪二丁目、長尾家具町一丁目、長尾家具町二丁目、長尾家具町三丁目、長尾家具町四丁目、長尾家具町五丁目、長尾北町一丁目、長尾北町二丁目、長尾北町三丁目、長尾台一丁目、長尾台二丁目、長尾台三丁目、長尾台四丁目、長尾谷町一丁目、長尾谷町二丁目、長尾谷町三丁目、長尾峠町、長尾西町一丁目、長尾西町二丁目、長尾西町三丁目、長尾播磨谷一丁目、長尾東町一丁目、長尾東町二丁目、長尾東町三丁目、長尾宮前一丁目、長尾宮前二丁目、長尾元町一丁目、長尾元町二丁目、長尾元町三丁目、長尾元町四丁目、長尾元町五丁目、長尾元町六丁目、長尾元町七丁目、野村北町、野村中町、野村南町、野村元町、氷室台一丁目、藤阪北町、藤阪天神町、藤阪中町、藤阪西町、藤阪東町一丁目、藤阪東町二丁目、藤阪東町三丁目、藤阪東町四丁目、藤阪南町一丁目、藤阪南町二丁目、藤阪南町三丁目、藤阪元町一丁目、藤阪元町二丁目、藤阪元町三丁目、大字穂谷、穂谷一丁目、穂谷二丁目、穂谷三丁目、穂谷四丁目、山田池北町、山田池公園、山田池東町、山田池南町及び王仁公園
大阪府寝屋川警察署寝屋川市豊野町寝屋川市
大阪府四條畷警察署大東市深野三丁目大阪府鶴見警察署の管轄区域を除く大東市の区域、四條畷市並びに東大阪市のうち加納六丁目(八番地から西へ九番地に至る水路北側以北の区域)
大阪府門真警察署門真市柳町門真市、大阪市鶴見区のうち焼野二丁目及び焼野三丁目(府道大阪中央環状線の区域)並びに守口市のうち東郷通一丁目、東郷通二丁目及び東郷通三丁目(府道大阪中央環状線の区域)並びに大字寺方旧南寺方九八三番地
大阪府守口警察署守口市京阪本通二丁目大阪府門真警察署の管轄区域を除く守口市の区域

許可基準と審査期間

道路使用許可のみであれば、取得の難易度はそれほど高くありません。道路交通法第77条第2項は、次のいずれかに該当する場合には、警察署長は許可を与えることとしています。

  1. 現に交通の妨害となるおそれがないと認められるとき
  2. 許可に付された条件に従って行われることにより交通の妨害となるおそれがなくなると認められるとき
  3. 現に交通の妨害となるおそれはあるが公益上又は社会の慣習上やむを得ないものであると認められるとき

ただし、許可を受けようとする区間が長い場合や車道を塞ぐ場合、周辺の住民や店舗から承諾を得られない場合、足場や柵を設置して道路占用許可も同時に取得する場合、後述する承認工事を伴う場合などには、関係機関との協議や追加資料の提出を求められることが多く、取得の難易度は一気に高まります。大阪の都心部では、交通量の多さから警察署の審査も細かくなりやすく、誘導員の配置や作業の時間帯について条件を付されることも珍しくありません。

申請から許可が下りるまでの期間は、書類に不備がなければおおむね3日から7日程度が目安です。一方で、道路占用許可や承認工事を伴う場合には、道路管理者と警察署との協議が必要になるため、すべての許可や承認がそろうまでには10日から3週間程度を見込んでおくのが現実的です。

また、書類に不備があれば補正を求められ、その分だけ審査が長引くことになります。工事の着工日やイベントの開催日が決まっている場合には、そこから逆算して、遅くとも2週間前までには申請を済ませておくことを目標に日程を組むと、余裕をもって当日を迎えられます。

交通安全対策図(交通処理図)

申請書類の中で最もつまずきやすいのが、交通安全対策図(交通処理図)と呼ばれる図面の作成です。これは、道路を使用する際に、周辺の歩行者や車両の安全をどのように確保するのかを示した図面であり、警察署は、この図面をもとに交通への影響を判断します。

交通安全対策図

上の図のように、作業の範囲や交通誘導員の配置、カラーコーンの位置、規制する区間の長さなどを記載していきます。歩行者のための有効幅員は、原則として1.5m以上、地域によっては2.0m以上を確保することが求められるため、申請前に現地を測量し、道路の幅員や周辺の状況を正確に把握しておくことが欠かせません。

足場や資材の搬入に伴って車両を駐車する場合には、次の図のように、駐車する車両の大きさを考慮した図面を添付することになります。車両を配置した状態で残される道路の幅がどれだけあるのかを数値で示しておけば、審査がスムーズに進みます。

交通安全対策図(車両付き)

なお、管轄の警察署によっては、資材を搬入する車両の通行経路図を求められることもあります。大阪の都心部は一方通行や時間帯による通行規制が多いため、搬入車両がどの道路を通って現場に到着し、どのように退出するのかを、事前に説明できるよう準備しておくと安心です。

道路占用許可制度

道路の占用とは、道路の地上や上空、地下に一定の物件を設置し、継続して道路を使用することをいいます。道路使用許可が工事や作業などの一時的な行為を対象とするのに対し、道路占用許可は、足場や看板、日よけなどを設置して長期にわたり道路を使う行為を対象とするもので、根拠となる法律も、道路交通法ではなく道路法となります。

足場の設置のように、物件を設置する工事そのものが道路の使用にあたるケースでは、多くの場合、道路占用許可とあわせて道路使用許可も取得することになります。一方で、資材の搬出入のように道路上に物件を設置しない作業であれば、道路使用許可のみを取得すれば足り、道路占用許可は必要ありません。また、占用許可を受けた場合には、申請手数料とは別に、占用する面積や期間に応じた占用料が発生します。

道路占用許可の申請先は、警察署ではなく、占用する道路の種類に応じた道路管理者です。道路管理者は次のとおり分担されており、大阪府内では、政令指定都市である大阪市と堺市の区域内にある府道や市道、指定区間外の国道は、それぞれの市長が道路管理者となります。

道路の種類道路管理者
一般国道で政令指定された区間国土交通大臣
一般国道で政令指定されていない区間及び都道府県道都道府県知事
一般国道で政令指定都市の域内にある区間、都道府県道及び市町村道政令指定都市の市長
市町村道市町村長

実際の窓口は、国道であれば国土交通省の大阪国道事務所などの出先機関、大阪市内の府道や市道であれば大阪市建設局の各工営所、大阪市と堺市以外の府道であれば大阪府の各土木事務所、市町村道であればそれぞれの市役所や町村役場の道路担当課というように分かれています。

同じ現場でも、目の前の道路が国道なのか府道なのか市道なのかによって窓口が変わるため、申請の前に道路の種類を確認しておくことが、二度手間を防ぐ第一歩となります。

承認工事制度

道路管理者以外の者が道路に関する工事を行う場合には、道路法第24条に基づき、あらかじめ道路管理者の承認を受けることになります。この工事を承認工事、工事を行うための承認を施工承認といい、車庫や店舗への出入口を設けるための歩道の切下げや、ガードレールや縁石の撤去・移設といった工事が、その代表的な例です。

承認工事は、本来であれば道路管理者が行う道路の工事を、申請者が自らの費用負担で代わりに行うという性質をもつことから、自費工事とも呼ばれます。そのため、工事の内容が道路管理者の定める構造や技術上の基準に適合しているかが厳しく確認され、大阪市内であれば各工営所の担当者と、設計図や構造図をもとに事前に協議を重ねたうえで承認を受けるのが一般的な流れです。

承認工事を行う際には、工事のために道路を使用することになるため、施工承認とは別に、警察署長から道路使用許可を受けることも必要となります。さらに、工事期間中に仮設の柵や車止めを道路上に置く場合には道路占用許可も関係してくるなど、一つの工事に対して三つの手続きが同時に必要となるケースも少なくありません。

このように承認工事を伴う手続きは、関係する窓口と書類が多く、審査や協議にも時間がかかる傾向にあります。着工予定日から十分な余裕をもって準備を始めることが、工期を守るための何よりの対策です。大阪における承認工事の詳細については、以下の記事で解説しています。

大阪で道路使用許可を取得するなら

ここまで見てきたように、大阪で道路使用許可を取得するには、管轄の警察署を正確に特定し、大阪府道路交通規則の内容も踏まえたうえで、現場の状況に応じた図面と書類を整えることが求められます。足場の設置や歩道の切下げを伴う工事であれば、道路占用許可や施工承認の窓口とのやり取りも加わり、手続きの全体像を把握するだけでも一苦労です。

書類に不備があれば補正を求められ、その分だけ工事の開始日やイベントの開催日が遅れることにもつながります。そもそも、現場と警察署、場合によっては工営所や土木事務所の窓口をぐるぐると巡るだけでも相当な負担がかかるため、本業で忙しい事業者の方にとっては、手続きそのものが大きな重荷となりがちです。

道路関連の手続きを十八番とする弊所では、こうした負担を軽減し、格安かつスピーディーに許可を取得できるプランをご用意しています。近年は扱いやすい見積もりサイトが参入していますが、弊所は「話しの分かる行政書士事務所」として、さまざまな事情をくんだ上での柔軟な対応を心がけています。道路関連の手続きでお困りの際は、弊所までどうぞお気軽にご相談ください。

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