許認可申請に必要となる身分証明書(身元証明書)とは

証明書

各種許認可申請では、多くの手続きにおいて「身分証明書」(地域によっては「身元証明書」)という書類を添付するよう求められます。

これは運転免許証やマイナンバーカードのように氏名や住所、生年月日といった個人の基本情報を証明する書類ではなく、禁治産者・準禁治産者の宣告や後見・破産の手続き開始の決定を受けていないことを公的に証明するための書類です。

身分証明書は、証明を受けようとする人の本籍のある市町村の窓口住所地のある市町村ではないことに要注意!で直接請求をする方法のほか、郵送により請求することが可能です。ただし、現在のところ、コンビニエンスストアでこれを取得することはできません。

証明書や申請書の様式は各市町村により異なり、交付の際に必要となる手数料もおおむね1通につき200〜600円程度の範囲で各市町村ごとに異なるため注意が必要です。

なお、郵送で請求する場合は必要な手数料を郵便小為替で支払うよう求めている市町村がほとんどなので、郵便小為替を発行する際は、手数料相当額の郵便小為替のほか、郵便小為替自体の発行手数料を郵便局に支払う必要があります。

★必要書類
  • 交付請求(申請)書
  • 本人又は代理人書運転免許証等の身分証(郵送の場合はそのコピー)
  • 郵便小為替(郵送の場合)
  • 返信用封筒(郵送の場合)
窓口での請求200〜600円程度
郵送での請求200〜600円程度(郵便小為替)
郵送費用×2(往復分)
郵便小為替発行手数料

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