もんじゃ焼きは何故高い?

最近は士業のコミュニティが広がったことに伴って、SNSでひとことつぶやけば、たちまち飲み友が集結するという状況も、飲食系行政書士にとっては願ったり叶ったりといった状況です。
そんなこんなで先日も仲の良い士業の先生と地元尼崎でお好み焼きを頬張りながら会食を楽しんでいたわけですが、ここでふと話題に上がったのが「もんじゃ焼き、高くないですか?」というネタです。
私自身、普段あまりもんじゃ焼きを注文することがなく、特に意識したこともなかったのですが、それを聞いてメニューを確認すると、なるほど確かに少しばかり値が張ります。

具材は似たようなものなのに、お好み焼きの相場よりも200〜300円は高いお値段設定です。どうやらこれは、何も関西圏に限った話しではなく、もんじゃ焼きの本場である関東圏においても同じような傾向があるようです。
月に2回はお好み焼きを食す普遍的関西人の家庭で育まれたものの、もんじゃ焼きについては、インドの「ナン」ばりに遠い国の食文化のように感じていました
私の中では、お好み焼きは「じゃりン子チエ」、もんじゃ焼きには「こち亀」のイメージがあります。(あ、じゃりン子さんは「ホルモン」でしたね。。。)
ちなみに「もんじゃ焼き」の名称は、焼くときに文字を書いて遊んだことから「文字焼き」と呼ばれ、これが訛って「もんじゃ焼き」となったという説が有力視されています。諸説あるため真相は分かりませんが、個人的には「ハヤシライスは林さんが開発した説」に次ぐインパクトです。

さて、お待たせいたしました。調査結果と結論。もんじゃ焼きがお好み焼きよりもお高い理由。それは、、、
食べる手間と回転率です!!!
お好み焼きについては、「お好み」と言いつつも、通常は出来上がりの状態で鉄板に運ばれてきます。ところがこれがもんじゃ焼きになると、「好みに焼きながら食べる」という特性があることからも、タネの状態のまま提供されるのが通常です。(どちらが本当の「お好み」なのか。。。)
まぁ、それこそがもんじゃ焼きの醍醐味なのでしょうが、確かに客の回転率は鈍ってしまいそうですよね!店側としては、客の好みや焼き始めてから食べ終わるまでの時間を管理できない訳ですから、最初からそこを見越して価格に算入しているようです。
Time is money !
そう考えると、飲食店の経営者様も色々と考えておられるようですね。頭が下がります。
あくまで個人の考察なので、もんじゃ焼き屋のマスターと飲み友になる機会があれば色々と突っ込んでお聞きしておきますね^^
現場からは以上です。
