健康麻雀と風俗営業許可について

麻雀の牌

かつてはどちらかと言えばアンダーグラウンドな雰囲気のあった「麻雀」という娯楽が近年見直され始め、「高度な頭脳ゲーム」として人気を集めています。

特に最近は、シニア層や中高年を中心に、「賭けない・飲まない・吸わない」の3原則を標榜する「健康麻雀」が巷で流行しつつあります。認知症予防にも効果を発揮するとされ、地域によっては、NPO法人や自治体が主催となり、公共施設で健康麻雀や大会が開催されているところもあります。

ルールそのものは基本的に通常の麻雀と同じですが、先述した通り、「賭けない・飲まない・吸わない」を標榜していることから、身体的・精神的なストレスが少ない清浄な環境において、純粋に対局を楽しむことができるのが人気の理由となっています。また、利用料金も比較的安価で、和気あいあいとしたコミュニケーションを楽しめることも醍醐味のひとつとなっています。

他方で、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)では、「まあじやん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業」を「風俗営業」の一形態として位置づけ、これを営業しようとするときは、風俗営業許可を取得することを要求しています。

これはかつてのアンダーグラウンド時代の良くないイメージを引きずった規制ではありますが、健康麻雀であろうと麻雀教室であろうと、それが福祉の精神溢れるものであろうと、「設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業」はもれなく「風俗営業」に該当します。

ちなみに「賭けない」は健康麻雀に限らず当たり前のことで、お金を賭けないことはもちろんのこと、麻雀の結果に応じて賞品を提供することも認めらていません。

風俗営業許可申請サポート

風俗営業は法令や条例の規制をダイレクトに被る営業形態です。規制は各市区町村条例に及んでいることも多いため、市区町村によっては都道府県条例よりもさらに厳しい条例(いわゆる上乗せ条例)が施行されている地域も存在します。

このように想定外の落とし穴にはまってしまうこともあるため、風俗営業の見切り発車は非常にリスクの大きい行為です。知人の風俗営業者が色々と入れ知恵してくれたとしても、それがその時期その地域その営業形態にすべて合致する正しい情報とは限りません。いずれにせよ風俗営業をはじめようとする際は、所轄の警察署や風営法に精通した行政書士に相談することを強くお薦めします。

弊所では、全国各地において、風俗営業許可申請の代行を承っています。事前調査、書類作成、関係各所とのやり取り及び書類提出に至るまで、まるっとフルサポートさせていただいています。また、弊所は「話しの分かる行政書士事務所」として、さまざまな事情をくんだ上での柔軟な対応を心がけています。札幌市内で風俗営業許可を取得する際は、どうぞ弊所まで安心してご相談ください。

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